DC-711　Front Open Sweat Jacket

Cotton 100%

38・42サイズ は完売しました。

1930年代のヴィンテージ・スウェットジャケットを叩き台に企画生産してみました。

この時代に、こういったカットソー素材でのジャケットは非常に珍しいです。

おそらくスポーツ用、保温性重視で作られた簡易的な防寒着だったのだと思います。後にはフルジップパーカの様な使われ方をしていった、最初期のカットソージャケットだと思われます。

そういった所以からか、台襟と上襟が一体化した形状など、よく観察すると面白いディテールがたくさんあります。

素材はかなり厚い、26番手の糸が表に来て2番手という極太の糸が裏面になって編み込まれたフレンチテリー。重量感もあり、一度水洗いするとぎゅっと目が詰まって良い表情になります。

身生地とは若干違う色のリブをつけてみました。これはヴィンテージサンプルがこうなっていたからなのですが…

おそらくその理由は経年変化による褪色で、リブ部分の糸構造の違いから色が飛んだのだと思われます。

ボタンは二つ穴で刻み柄が入ったヴィンテージライクなものを使用。

カジュアルなスウェットジャケットながら、非常に手が込んだ逸品です。